アトピー性皮膚炎のメイクのポイント
アトピー性皮膚炎は、かつてメイクをすると症状を悪化させるという理由で、行わないことが望ましいとされてきましたが、最近では症状や病態に配慮し適切な メイクアップを行えば、症状を悪化させることもなく、むしろ生活の質(Quality of Life:QOL)が改善されると言われはじめています。QOLの改善は精神的にもいい影響を与え、症状を改善する可能性も考えられるため、リハビリメイクは非常に有効です。
アトピー性皮膚炎の場合、皮膚表面が乾燥し固くなっていることが多いため、スクワランオイルと肌に負担の少ない化粧水を用い、十分に保湿を行うことが大切です。
またメイクを落とすときの刺激が症状を悪化させる可能性があるので、あまり厚塗りにならないような配慮が必要です。
※皮膚科医にご相談のうえ、お越しください。