公益社団法人の活動

かづきれいこが理事長を務める公益社団法人の活動をご紹介いたします。

公益社団法人 顔と心と体研究会について

1999年から大学病院の外来や大学の授業などにリハビリメイクが取り入れられたことで、医療の中にメイクが入っていく第一歩は実現するが、もうひとつ別のアプローチとして、「顔」「心」「体」の専門家が連携し、“顔”の悩みを抱えた人をどうやって支援するかを考え、実践する場を作りたいとの思いから、医療とメイクの垣根を越え、当事者(患者様含め、ご家族など)と各専門家、双方の思いを伝える場である「顔と心と体」研究会を2000年に発足させる。

以来、かづきれいこ(内田嘉壽子)が理事長を務める。

1992年から、かづきれいこのライフワークとして行っているメイクボランティアは、会員の皆さまや参加者のおかげで、現在も年間100回以上、施設に訪問している。

現在は、公益社団法人格となり、かづきれいこが長年行ってきた、外観に悩みを抱える人々の社会参加・社会復帰を後押しするメイクを「資格」として制度化する事業をスタートさせている。

公益社団法人 顔と心と体研究会

公益社団法人顔と心と体研究会

発足の経緯

1992年
「特別養護老人ホーム(緑の郷)」にてメイクボランティアを実施(現在も継続中)。このときにかづき一人では
全国各地の施設を訪問するのは限界があると感じはじめ、法人の設立の必要性を強く感じるようになる
2000年7月
「顔と心と体」研究会発足
2002年11月
東京都よりNPO法人格の認可を受け、「NPO法人顔と心と体研究会」となる
2004年7月
事業の拡大を目指すため、内閣府の認定を取得。「NPO法人フェイシャルセラピスト協会」へ移行
2012年4月
10年以上の活動実績から、公益社団法人化を目指し「一般社団法人リハビリメイク.協会」を設立させる
2014年10月
移管から2年6ヶ月というスピードで、内閣総理大臣より公益認定を受け、「公益社団法人顔と心と体研究会」と改め、事業を再スタートさせる
2018年2月
「メンタルメイクセラピスト®資格認証事業」の開始に関して、公益認定を受ける
2019年11月
「メンタルメイクセラピスト®検定」の検定試験をスタート
※メンタルメイクセラピストは、公益社団法人顔と心と体研究会の登録商標です。
現在に至る

主な活動

メイクボランティア事業 -笑顔を引き出すお手伝い-

高齢者・障がい者等、多様な方々に対して、メイクの講習・指導を行い、メイクによる個性の演出のほか、スキンシップによる癒しの効果、コミュニケーションを通じてのセラピー効果で、メイクを受ける方の笑顔を引き出し、笑顔の輪を広げていく活動。

主な活動01 メイクボランティア事業

調査研究事業

メイクボランティア事業を通じてデータを収集し、メイクの効果・影響について、科学的に実証。

主な活動02 調査研究事業

普及啓発事業 -公開講座・シンポジウムの開催-

「顔と心と体」のつながりについて、メイク・医療・福祉・教育等、多方面の方々とともに議論するシンポジウム等を開催。やけど、事故の傷跡、手術跡等だけでなく、高齢化に伴う外観の変化など、広く外観から生じる心と体の問題を取り上げ、一人でも多くの方が前向きに一歩を踏み出せるよう、ともに考える機会を提供。

主な活動03 普及啓発事業

メンタルメイクセラピスト®資格認証事業

外観に関して悩みを抱える多種多様な方々に対して、メイクという解決手段を提供し、被術者の社会復帰・社会参加を後押しする。外観に関する被術者の目標を達成するためのメイクの講習・指導について、その技術、知識、能力を試験により証明する。

メンタルメイクセラピスト®検定

主な活動04 メンタルメイクセラピスト®資格認証事業